思うところあって、所謂肌断食を決行してみた。といっても雑誌やなんかにあるようなソフトなものではなく、かなり荒っぽいもの。10日間ほど洗顔後に一切何も付けなかったのだ。使用していたものはクレンジングのみ。洗顔も朝はぬるま湯だけ(まぁ普段も冬になるとこんなものだが)、夜はメイクをした日はクレンジングのみ(これは普段と変わらない)でノーメイクの日はお風呂で身体を洗った後そのまま一緒にボディソープを含んだタオルで顔をゴシゴシ(←あり得ない)。そしてその後は一切何もしない。朝はそのままメイクをする。こんな調子で10日間。自分の肌がどうなったかというと…。
まず最初の2、3日で目元や口元の肌が皮剥けを起こして赤くなりゴワゴワ・ガザガサになりました。が、そこを堪えていると症状は納まり回復してきます。おっ、肌が鍛えられて自活力がUPしたのかもなどと思っていたのですが、1週間を過ぎた頃、ふと気が付くと鼻の付け根とかに細かい縦ジワが走り毛穴の開きが大きくなっていた。しかも顔のあちこちが痒い。さすがにコレはヤバイ!と昨日から元のスキンケアに戻しました。やっぱり三十路オンナが無茶をしてはイカンのかも。このまま一生スキンケアをせずに過ごせるかもと一瞬でも思った自分が愚かでした。自分の肌がどうなっても気にせず生きていけるほどの精神力は自分にはなかったってことです。自分らしさを殺して生きて行くのは思ったより難しい。