ひっさびさのこのコーナー。
来日して何故か「うたばん」に出ていたBon Joviの新作、ハヴ・ア・ナイス・デイ(初回限定盤DVD付)
正直Bon Joviのここ最近の何作かは退屈でつまらなかったので、新作が出ると聞いても「どうしようかな…」と思っていた。しかしシングル曲のタイトルトラックが余りに印象的なBon Jovi節なんでアルバム全体の出来には疑いを抱きながらもついアルバムを買ってしまった。
が、聴いてみると思いの外良いアルバムだった。全盛期の様な派手さはないけど、ここ最近のアルバムよりずっと良い。というかもうあの当時と比べる事自体が酷ってもんでしょ。良くも悪くも円熟期に差し掛かっていると言って良い(否、もう円熟期を迎えているのかも)彼らがそりゃーいつまでも「You Give Love A Bad Name」のような曲を作っちゃいられないだろう。今後もしばらくはこの路線で落ち着いていくんだろうなぁ。それにしてもこのバンドが20年も続いているって事が何よりもまず凄いよね。しかもブレイクからずっと第一線にいるわけだし。途中メンバーの脱退があったにせよ(アレック・ジョン・サッチは今何をしているんでしょう?)、新メンバーを加える事もなく4人で続けているのだからそのエネルギー、バイタリティには頭が下がる。あと15年くらい経ったらThe Rolling Stonesのようになるのだろうか?その時になっても彼等をカッコイイと私は思えるのだろうか?楽しみなような怖いような。
…しかしどうなのこのジャケット?